経営コンサルタント毛利京申
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『先入観に惑わされず「自分の感覚を信じる」ことを教えてくれた...

『先入観に惑わされず「自分の感覚を信じる」ことを教えてくれた...

2026/06/19

『先入観に惑わされず「自分の感覚を信じる」ことを教えてくれた、22年前のワイン会事件

名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタント、毛利京申です。

今日は、私が主催するワイン会「和飲会」で、今から22年前── 2004年に起きた、少しハラハラした(そして今思い出しても少し不愉快な)出来事をお話しします。
これは決して「自慢話」ではありません。
むしろ、先入観に惑わされず、自分の感覚を信じることの大切さ を痛感した、忘れられない1コマです。

■ 和飲会に現れた“新聞紙ワイン”のソムリエ

当時の和飲会は、
・参加者15名ほど
・一人3000円程度のワインを持参
・会費6000円(料理代) という、アットホームな会でした。

そこへ突然、メンバーの一人が知り合いのシニアソムリエを連れて参加。

そのソムリエは、新聞紙でぐるぐる巻きにしたラベルの見えないワインを取り出し、 私のグラスだけに注いでこう言いました。

「さあ、ブラインドテイスティングといきましょう。毛利さん、これが何か分かりますか?」
その目には、明らかに“試す”意図がありました。 善意ではなく、マウンティングの「悪意」です。

■ 舌が告げた答えは──まさかの特級畑
香りを嗅ぎ、一口含んだ瞬間、私の中にひとつの答えが浮かびました。
『コルトン・シャルルマーニュ』
ブルゴーニュ最高峰の特級畑(グラン・クリュ)。 2004年当時でも2万円以上する超高級ワインです。

「まさかそんなワインが、3000円ワイン会に出るはずがない」 という“常識”が、私の脳にブレーキをかけます。

しかし、 舌は、確かにそれを捉えている。
私は自分の感覚を信じ、こう答えました。
「コルトン・シャルルマーニュ、ですかね」
ソムリエの目が泳ぎました。
さらに彼は食い下がり、 「じゃあヴィンテージ(年代)は?」 と詰め寄ってきます。
色と香りから、私はこう答えました。
「たぶん1997年でしょう」

その瞬間、場が凍りつきました。 的中していたのです。

■ この出来事の本質
これは単なるワインの話ではありません。

人間の“先入観”と“権威性”の罠の話です。
・値段 ・格 ・立場 ・雰囲気 ・常識
これらが判断を狂わせる。 私は“舌”という本質を信じた。 だから勝てた。

ビジネスでも全く同じ構造です。
あなたは、先入観なく決定できていますか。

■ この経験が教えてくれたこと
正直、会を台無しにされかけた私は良い気分ではありませんでした。
しかしこの出来事は、私に大切なことを教えてくれました。

「値段や環境という先入観に惑わされず、本質(自分の感覚)を信じること」
これはワインだけでなく、 調味料選びでも、ビジネス戦略でも同じです。

これからも私は、 “本物を見抜く視点” を皆さんにお届けしていきます。

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